組合概要

  1. 1.法人の概要

    法人名犬甘野営農組合
    法人形態農事組合1・2号法人
    設立昭和63年
    所在地〒621-0126 亀岡市西別院町犬甘野樋ノ口1-2
    TEL・FAX0771-27-2189
    出資金82.6万円
    組合員56名
    役員理事:6名 監事:3名
    活動エリア3集落
    地域内農家戸数63戸(専業:5戸 1兼4戸 2兼54戸)
    経営内容 麦・そばの栽培 水稲作業の受託
    そばの加工・飲食提供 農産物直売所の運営
    消費者との交流事業(ほたるのふれあいコンサート、秋の味覚ふるさとフェア等)
  2. 2.地域の概要

    犬甘野営農組合 事務所

     亀岡市犬甘野(いぬかんの)地区は市の西南端、標高約400mの山間地域にあります。亀岡市街地から約10km、 大阪・池田市、高槻市からは20~25kmの距離にあり、丹波と北摂の境界にあたります。もともと水稲の単作地帯で、 かつては副業として寒天づくりが盛んな地域でした。

  3. 3.組合沿革

    昭和55年「犬甘野地域農業振興協議会」を発足
    昭和58年「犬甘野地域営農組合」を発足
    昭和63年「農事組合法人 犬甘野営農組合」を設立
    平成6年朝日農業賞を受賞
    平成9年日本そば協会長表彰を受賞
    平成10年「豊かなむらづくり事業」にて内閣総理大臣賞・農林水産大臣賞を受賞
  4. 4.取組内容

    (1)そばの栽培、加工販売、飲食提供

    昭和63年よりそばの作付けを開始。その収穫した地元産100%のそば粉に、亀岡産の山芋をつなぎに使った「犬甘野そば」は 亀岡名物として人気を集めています。直営の飲食店では生そばのご提供のほか、半生そばを店内販売や量販店などにも 出荷しています。近年は、そばパスタなども開発し、販売しています。

    (2)「犬甘野風土館 季楽」の運営と地元農産物の販売

    平成6年、飲食店と地元農産物の直売所を兼ねた「犬甘野風土館 季楽」を開設。野菜や山菜、加工品(漬物、よもぎ餅など)を店頭にて 販売しています。
    なかでも京都府エコファーマーに認定(平成16年)された犬甘野米(コシヒカリ、キヌヒカリ)は好評を得ています。

    (3)水稲作業の受託、転作調整と栽培計画策定、組合への農地集積

    3つの集落にはそれぞれ農家組合があり、営農組合が受託した水稲作業は農家組合に再委託するとともに転作も農家組合が担っており、 兼業農家のオペレータが輪番制などで作業分担しています。

    (4)消費者との交流

    6月にはほたるが舞う中で「ほたるのふるさとコンサート」(平成8年~)、11月には「秋の味覚ふるさとフェア」(平成3年~)を毎年開催し、 恒例行事として定着しています。